安心で確実な完全運用代行会社に任せる

民泊ビジネスのイメージを自分のなかで組み立てる


これまでのコラムで、運用代行会社に任せるメリットについて挙げてきました。では、逆に運用代行会社に任せない方が良いというケースについても紹介しています。
ある程度の語学力があり、自宅の一室に泊まってもらいたい。旅行者とのふれあいを楽しみたい、というスタイルなら運用代行会社を通す必要性は少ないでしょう。自宅のため、清掃や備品の補充も比較的簡単に済み、故障やトラブル、宿泊スケジュール管理などもスムーズに進められそうです。
一方で、あくまで副業として自宅ではない場所で物件を運用したいという方は、運用代行会社を使うほうが便利で利点も大きいです。トータルで依頼できる運用代行会社のメリットは、面倒がかからないということだけでなく、豊富なデータを基にしたデータ分析、戦略の立て方などにあります。完全サポートをお願いすることで、収益を上げる頼もしいパートナーになってくれるでしょう。
注目度も右肩上がりの民泊ですが、それぞれのホストにあった運用スタイルがあります。自分の好みや目的にあわせた運用を行えるよう、ビジネスイメージを明確に持つことが大切です。

豊富に存在する民泊代行のサービスと利用料をチェックする

こちらでは、民泊の代行サービスのコストを紹介します。民泊の数あるオペレーションのうち、手間も労働力もかかるのが清掃業務です。清掃の料金は、部屋の広さによってコストが変動します。25㎡以下の広さだと、4,000円~が相場となっています。ただし、道具を用意する必要がある会社もあれば、リネン類のレンタルまで請け負う会社もあり、値段だけで比較することは難しいです。
また、ゲストに最初にふれるリスティングページの作成料金は、20,000円~50,000円ほどの幅があります。部屋を取り巻く状況などは常に変化していくため、最新状態にしていくことも必要です。個別に依頼する場合は、その度にコストもかかります。
これらを考慮すると、ピンポイントでサービスを利用する場合は、長い目で見ると費用がかさんでしまう事も考えられます。売上の20%~30%を支払う完全運用代行の方がお得になる可能性もありそうです。ただし、料率だけ安くてサービスの一部はオプションという代行会社も存在します。利用料だけでなく、サービス内容と料金を見比べて、実績の多い会社に依頼することが大切です。

民泊成功には自分にあった運用代行会社を選ぶことが大切!

民泊運営を目指す人にとっての魅力は、不動産投資よりもリターンが高くなる可能性という点にあるのでしょう。実際、日本の民泊ビジネスはまだスタートの段階にあります。一日でも早い参入が、ノウハウを積み重ねるのに有利です。
とはいえ、民泊は制度にしてもサービスにしてもまだまだ過渡期にあります。これから変化を迎えるなかで、どれだけ収益を生み出せるのかは、ノウハウの蓄積にかかっています。そのためには、完全運用代行会社に依頼することも重要と言えそうです。コスト面はかかりますが、それだけ得られるメリットもあります。民泊市場は、まだまだ拡大を続けています。自分のスタイルと希望にマッチした運用代行会社を見つければ、物件を増やしてより多くの収益を上げることも夢ではありません。